7. クラスター有効相互作用エネルギー(ECI)の評価¶
7.1. Theoretical backgrounds¶
N>mとなるようなN種類のDFT構造について第一原理計算を行い,最小二乗法によりm個のECIを決定する.
が最小になるようにECIを決定する. ここで, は,n番目の構造のDFTによるエネルギーである. は,N個のDFT構造を元にクラスター展開して求めたn番目の構造のエネルギーである.
Leave-one-out CV score (LOO-CV) は以下の式で定義される.
ここで, は,n番目の構造以外のN-1種類の第一原理計算を元にクラスター展開して求めたn番目の構造のエネルギー値である.
Bibliography
[1] | D de Fontaine, Solid State Physics 47, Academic Press, (1994). |
[2] | Z W Lu, S H Wei, A Zunger, S Frota-Pessoa and L G Ferreira, Phys. Rev. B 44, 512 (1991). |
[3] | M Stone, J. R. Stat. Soc. Ser. B. Methodol. 36, 111 (1974). |
[4] | A van de Walle and G Ceder, J. Phase Equilib. 23, 348 (2002). |
[5] | N A Zarkevich and D D Johnson, Phys. Rev. Lett. 92, 255702 (2004). |
7.2. lsf¶
- DFT計算したエネルギーと,DFT計算した構造の相関関数から,最小二乗法を用いてクラスター有効相互作用エネルギーを計算する.
- ECIの計算と同時に,交差検定スコア(CV score)を計算する.
Input files
- LS.in
- ENERGY
- CORRELATION
Output
- ECI
- 残差の二乗和
- CV score
- diagonal terms of precision matrix
7.3. wlsf¶
- DFT計算したエネルギーと,DFT計算した構造の相関関数から,重み付き最小二乗法を用いてクラスター有効相互作用エネルギーを計算する.
- ECIの計算と同時に,重み付き交差検定スコア(WCV score)を計算する.
- 入力は,WEIGHTファイル以外 lsf と同じ.
Input files
- LS.in
- ENERGY
- CORRELATION
- WEIGHT
Output
- ECI
- WCV score
7.4. LS.in¶
LS.in で指定したクラスターのECIを計算する.
1行目 : クラスターの総数
2行目以降 : cluster.outでのクラスターの番号
Sample
53 1 2 3 4 5 6 7 8 11
7.5. statistic¶
- 相関関数の分散や異なるクラスターの相関関数間の相関を調べる.
Input files
- STAT.in
- CORRELATION
Output files
- statistic.out