6. 相関関数の計算¶
6.1. correlation¶
- 構造の相関関数を計算する.
- 結晶格子のユニットセルはUPOSCAR, UPOTCARで指定する.
- 構造はPOSCAR, POTCARで指定する.
- 相関関数の計算を行うクラスターをposition.outで指定する.
- 多元系における計算に対応.
- OPENMPによるマルチスレッド計算に対応.
Input files
- CE.in
- UPOSCAR
- UPOTCAR
- POSCAR
- POTCAR
- position.out
Output files
- correlation.out
- of.out
6.2. CE.in¶
UPOSCARをa軸に2倍した大きさの構造の相関関数を計算する例.Mgがspin=1,Znがspin=-1として計算.:
ISUB = 1
NUCELLPOSCAR = 2 1 1
NAMEPOT = Mg Zn
SPIN = 1 -1
6.2.1. ISUB tag¶
結晶格子において,クラスター展開を行う格子点を指定する. UPOSCARの格子点数(6行目)のISUB番目に指定された格子点において,クラスター展開を行う.
- Default : 1
- Example : ISUB = 1 3
6.2.3. NAMEPOT tag, SPIN tag¶
原子種および原子種に対応したspinの値. NAMEPOTで指定された原子に対して,スピンを対応させる. クラスター展開で固定する原子は,スピンの値を指定しない.
- Default : none
- Example : NAMEPOT = Mg Zn
- Example : SPIN = 1 -1
Exampleの場合,Mgがspin=1,Znがspin=-1となる.
6.2.4. SYMPREC tag¶
対称操作を探索するときの計算精度.(fractional coordinate)
- Default : 1e-5
- Example : SYMPREC = 1e-5